12月の日本料理の調理実習の献立は
白菜スープ煮、赤飯、うぐいす餅でした。
白菜スープ煮は「博多」に仕上げていきます。
「博多」とは、帯に使われる博多織が名前の由来で、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)の柄のように、食材を重ねていく調理法のこと。
今回は鶏ひき肉と白菜を「博多」にして、い草で丁寧に結いました。
赤飯は、水に浸水しておいた餅米を蒸籠で蒸しあげます。
使う豆はささげ。
ほんのり赤い赤飯はお祝い事に使われることが多く
割れた豆はお祝いの席では縁起が悪いとされるため
胴割れを起こしやすい小豆ではなくささげを使いました。
そしてうぐいす餅は求肥の作り方から学びました。
うぐいす餅が淡いきれいなうぐいす色をしているのは…
青大豆を炒って粉にしたうぐいすきな粉を使うからだそうです。
求肥のなかにこし餡を包みうぐいすきな粉と抹茶をまとった
うぐいす餅はとてもかわいらしかったです。
赤飯が蒸しあがるのを待つ間、
「先生、うちの実家の赤飯は甘納豆を入れるから甘いよ。東京のものとは全然違う」と
ひとりの学生が話してくれて、驚きました!
日本各地、その土地その土地の赤飯がもっとありそうです。
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