日本料理の調理実習

1月の日本料理の調理実習は、ちゃんこ鍋でした。

ちゃんこ鍋は明治時代に始まり、力士たちが体を作るために食べる鍋として有名です。一度に肉や野菜、魚介類など様々な具材を用いるため、美味しい出汁が出て、栄養価の高い鍋が作れます。

またその昔は力士が手をつく=負けのイメージのある四足歩行の肉(牛や豚)を避けて、鶏を使うことで、力士は縁起を担いだそうです。

この日は2年生にとっては卒業前、最後の日本料理の調理実習

最後にみんなで仲良く分け合うことのできる献立を先生が考えてくださいました。

ちゃんこ鍋の具材は鶏つみれと鰯つみれを含む全13種類!

こちらは先生のお手本の具材の盛り合わせ。彩りよく食欲がわいてきます。

大根の飾り切り(かわいいうさぎと水車)もさすがです。

学生たちもみな手際よく具材を準備していき…

あっという間に個性豊かな4つのちゃんこ鍋が出来上がりました!

各班の鍋奉行たちが盛り付ける姿はほほえましく

熱々をふぅふぅしながら、みんなで一緒にいただきます。

〆は雑炊!ちゃんこの出汁で作る雑炊は最高に美味‼

一つの鍋を囲む姿は和気あいあいでとても楽しそうでした。

奇しくもこの日は横綱・照ノ富士が引退を決めた日

土俵を去る横綱と学校を卒業する2年生

春は別れの季節ですね。

もうすぐ会えなくなる寂しさをぐっとこらえて

新しい門出にエールを送りたいと思います。

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