本日12月21日は2024年の「冬至」です。
冬至は二十四節気のなかの22番目。
冬至の日は、太陽が南半球の最も遠いところにあるため、北半球では太陽の高さが1年で最も低くなり、1年の中で最も日照時間が短く、夜が一番長くなる日。
冬至を境に翌日から昼間の時間が少しずつ長くなるため、中国や日本では冬至を「陰が極まり陽に転じる日」とし、「一陽来復(いちようらいふく)」と呼んで、季節の大切な節目とされてきました。
「一陽来復」は冬至を境に、陰から陽に運気が回復する日とも考えられていて、運気がよくなるように、にんじん、れんこん、なんきん(かぼちゃ)など、名前に「ん(運)」が重なる食べ物を食べるようになったと言われています。
中でもかぼちゃはβカロテンやビタミンA,C,Eが豊富。緑黄色野菜の不足する冬にはβカロテンの良い供給源となる野菜です。
また冬至には柚子湯に入る習慣もありますよね。
この習慣は江戸時代の頃から続いていて、運を呼び込む食事の前に体を清めるという禊の意味があったそうです。
柚子は清涼感あるシトラスの香りのなかでも強くスパイシーな香りが特徴。
その昔、強い香りは邪気を払うと考えられていたので、柚子はぴったりの香り!
成分的には鎮静作用のあるリモネンの含有量が高く、柚子湯はリラックス効果も期待大!!
今晩は柚子湯に入り、かぼちゃを食べて、一陽来復しませんか?
「冬至」の次は「小寒」、「大寒」へと続き、寒さが本格化します。
皆様、くれぐれもご自愛ください。
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