2024年10月11日、「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会の報告書が厚生労働省のHPで公表されました。
「日本人の食事摂取基準」は、国民の健康の維持・増進、エネルギー・栄養素欠乏症の予防、生活習慣病の予防、過剰摂取による健康障害の予防を目的とし、エネルギー及び各栄養素の摂取量の基準を示すもので、5年毎に改定が重ねられています。
今回の食事摂取基準の改定では、「健康日本21(第3次)」の健康・栄養政策の動向を踏まえた内容となっています。その一環として、生活習慣病に加えて、新たに骨粗鬆症とエネルギー・栄養素との関連が加えられました。
その他にも食品中の食物繊維含有量の測定法が変更されたことに伴い、目標量が変更されたり、鉄の耐容上限量が削除されました。