おせち料理を作りました

こんにちは!東京栄養専門学校です。

日本料理の調理実習で「おせち料理」を作りました。

まず先生からお話がありました。「おせち料理」とは、元々、「節句」に作られる料理のことでした。でもそのなかで最も重要なものがお正月であることから、「おせち料理」といえばお正月料理をさすようになったそうです。

さて今回は「おせち料理」を6品、それから「京風雑煮」も作っていくので全部で7品、作ります💦

デモを見つめる学生の視線も真剣そのもの。さぁ!実習スタートです。

「先生、もう一度、梅人参の切り方を教えてー!」と、先生を呼ぶ声があちらこちらから聞こえてきます。

京人参で梅人参と矢羽根人参を形作り、八ツ頭で鶴の子の飾り切りを作って、出汁で煮ていきます。

こちらの班では栗きんとんにする金時芋を裏ごししています。

伊達巻は卵焼き器で焼き色をつけた後、オーブンで中まで火を通しました。

お雑煮は京風なのでお餅は丸餅で作ります。

関東ではあまりなじみのない白味噌仕立ての京風雑煮。なんとも上品ですね。

仕上げに糸削りを一つまみ。お出汁の香りを引き立ててくれます。

各班、「おせち料理」と「京風雑煮」の完成です!

「おせち料理」を初めて食べる学生もいて、「先生、おせち料理って甘いんだね」と言っていました。

日本の伝統的な行事食を実習出来てよかったです。

最後に、おせち料理には1つ1つに意味があることをご存知でしょうか?

栗きんとん・・・金運上昇を願ったもの
鶴の子芋・・・子孫繁栄を願ったもの
梅人参と矢羽根人参・・・おめでたい赤色で「ん(運)」が上昇することを願ったもの
伊達巻・・・学問・教養を持つことを願ったもの
田作り・・・五穀豊穣を願ったもの
紅白柿膾・・・平安と平和を願ったもの

こうしてみるとおせち料理には「家族や大切な人たちが幸せでよい一年が過ごせるように」という願いが込められていて素敵だなと感じました。

皆様、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

 

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